社交不安障害のにわか女が目指すグッジョブログ

社交不安障害でなにごとも中途半端なアラフォーの雑記ブログです

私が社交不安障害だと気づくきっかけ

 

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私が、20数年前に自分が社交不安障害だと気づくきっかけになったのが

「心配性を治す本」というタイトルの本でこの本を読んだのがきっかけです

 

まさしくこれだ!と思い、私はこれだったんだと腑に落ち、凄く感動したのを憶えています

 

丁度そのころ私は事情があって進学せず高校を卒業後、フリーター生活をしていました

当時、進学時の面接の事や進学して友達が出来るだろうかと考えると不安で凄く嫌でしょうがなかったことを思い出します

 

進学をしない事情も確かにありましたが、私はきっと、事情を理由に面接を受ける事から逃げたんだと思います

人見知りで人とかかわるのが苦手だったので友達ができなかったらという不安から逃げたんだと思います

その時から私は逃げ癖がついていたようです

 

卒業後、バイト先で好きになった10歳近く年上の人に告白をしましたが、彼女がいた人だったので見事に振られ失恋のショックと進学しなかったコンプレックスや自分の境遇が惨めになり半年間程引きこもりになってしまいました

社交不安障害の割りに大胆にも彼女がいる人に告白した自分には今思うと驚きますが

恋愛には割りと積極的だったんです

 

引きこもりから過食気味にもなり体重もみるみる増えていき、それまでダイエットに無縁だったのが60キロ近くにもなってしましました

たぶん、うつ病に近い症状だったと思います

 

その頃の事は、今でも私の中で人生でこんなに辛い事はないというくらい辛かったですね

年相応、それ以降にもまだまだ辛い出来事はあったんですけどね

当時は本当辛かったです

 

うちは、母親が早くに亡くなっていたので父親だけでした

はっきり憶えていませんが当時は今のようにフリーターという言葉はなかったと思います

ひきこもりという言葉はもちろんありませんでした

ネットももちろんなかったので情報を知る手段も今みたいにはなく、親は私がどうして家にじっと引きこもっているのかわからず、またどうすれば良いのかもわからずもどかしい存在で、心配はしていたんだろうけどただただ叱るしかなかったようです

 

私は自分の辛さや寂しさをわかってもらえず父親の事を憎たらしく思っていました

母親じゃなく、父親が死ねば良かったのにと思ったこともありました

 

書きながら目頭が熱くなりますが、ある日、父親に海に一緒に行こうかと誘われました家から近い距離にある海に一緒に散歩しました

ふと、父親の頭を見ると白髪が随分と増えていて、きっと私の事を心配して白髪が増えたんだと思いまた辛くなりました

 

それからしばらくたって、また別のバイトを始めると彼氏も出来て毎日が楽しくなりました

しかしバイト先の上司に叱れられた事をきっかけに、未熟な私の思い込みから口を聞かなくなり、バイト先にいずらくなって辞める事になりました

 

そんなわけで、また家にしばらく閉じこもるようになりました

以前のように引きこもる生活に逆戻りする気がして怖かったです

 

その頃に、冒頭の「心配性を治す本」を本屋で見つけ少し読み進めると私と似た症状が書いてあったので即、レジで買って家に帰って一気に読みました

読み終わった後、私は半分治ったような気すらしていました

 

そんなこんなで家にずっといる状態の私を見かねた叔母が東京にいた従姉に相談をしたようで、東京にバイトしに行ってみない?と言ってくれました

 

「心配性を治す本」には、社交不安障害(対人恐怖症)やうつ病強迫神経症パニック障害等の症状を持つ人たちが、助け合いながら悩みである症状を治していく「生活の発見会」という自助団体の事が載ってあり、その本部が東京だったのです

(今はNPO法人になっています)

各県にもありましたが、私が住む場所からは遠かったのです

また知り合いにあったらという取越苦労などもありました

 

私は東京に行けば私の症状治るかも!と思い、親元を離れて都会で暮らす事にたいして悩む事もなく東京行きを決めました

父親も私がここにずっといるのは良くないと思ったのでしょう

快諾してくれました

相談もなく勝手に東京行きを決めたので、つきあっていた彼にはかなり怒られました

 

当時の私には彼のことより、症状が治るかも知れないという事の方が大事だったんです

彼とは別に別れてもいいやと思っていました

きっと若いから別れても次があるさ!と余裕もあったんですね~

今だったら絶対考えられません・・・

今だったら間違いなく彼を選びますけど・・・

 

そんな訳で私が自分の症状に気づくきっかけとなったのが「心配性を治す本」で

克服への希望ともなった本です

  

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